保険治療と自費治療にはどんな違いがある? - 歯に関するアドバイス

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歯に関するアドバイス

2018/10/01
保険治療と自費治療にはどんな違いがある?

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今回はこの保険治療と自費治療の違いについて、詳しくご紹介したいと思います。

 

 

治療の内容や費用がどこでも一律な「保険治療」

日本では「国民皆保険」の名のもと、国民すべてに公的医療保険の加入が義務付けられています。保険治療はこの公的医療保険が適応される治療のことで、治療費の一部を患者様が負担し、残りを国や加入する保険組合が負担します。

健康保険、共済組合、国民健康保険など、加入する医療保険によって保障内容に違いはあるものの、治療費の負担額は基本的に同じです。

公的医療保険の負担割合
・未就学児(6歳未満)・・・2割負担
・69歳まで・・・・・・・・3割負担
・70歳~74歳・・・・・・・2割負担
・75歳以上・・・・・・・・1割負担

上記をみてわかるように、保険治療の負担率は最高で3割。つまり保険適応内であれば、どの治療も安い費用で受けられることが保険治療の最大のメリットです。また住む場所が変わったり、通院する歯科医院を変えたりしても治療内容や費用に違いはありません。

 

保険治療には「限界」がある

全国どこでも安い費用で同じ治療が受けられる保険治療ですが、すべての治療に保険が適応されるわけではありません。保険適応となるのは、あくまで病気やケガを治すために最小限必要な治療のみとなります。

歯科治療でいうと、虫歯治療、歯周病治療、歯石取り、抜歯、入れ歯治療などが保険の適応となります。ただどの治療も方法や手順に細かいルールが設けられており、そのルールから外れるような治療はおこなえません。また使用する材料にも規定があり、例えば詰め物や被せ物に使えるのはプラスチックや金属などになります。

比較的軽度な虫歯や歯周病であれば、保険治療でも十分完治することはできます。しかし重症になればなるほど、保険治療の範囲で治すにはどうしても限界が生じてしまうでしょう。

また保険治療は「見た目の回復(審美性)」を重要視していないため、治療後に多少見栄えが悪くなることは否めません。さらに使用する材料(プラスチック・金属)も耐久性に劣るため、長く使っているうちに劣化をおこし、再治療が必要となるケースも多くあります。

 

個々の症例にあわせたオーダーメイドの治療ができる「自費治療」

自費治療は、各歯科医院が独自に提供する歯科治療です。自費治療には保険治療に設けられているようなルールは一切なく、治療法や使用する材料に制限がありません。そのため保険治療ではおこなえない最先端治療や、高品質の材料を選択することができます。

歯科では、主に以下の内容が自費治療となります。
・インプラント治療
・審美治療(セラミック治療・ホワイトニング治療など)
・矯正治療
・歯周再生療法
・高品質な入れ歯治療 など

またマイクロスコ―プ(歯科用顕微鏡)や特殊な薬剤など、最新の機器や医療技術を用いた虫歯治療、歯周病治療を自費治療として提供している歯科医院もあります。

自費治療はその方の症状やお口の状態に合わせた最良の治療を提供することができます。また使用する材料も非常に良質であるため、「治療後に虫歯になりにくい」「長持ちしやすい」のもメリットでしょう。

 

自費治療は住んでいる地域や歯科医院によって治療内容や費用に違いがある

保険が適応されない自費治療は、費用のすべてを患者様が負担しなければなりません。そのため高額な治療費が、自費治療最大のネックとなります。

その費用も歯科医院が自由に設定できるため、住んでいる地域や歯科医院によって違いがあります。特に土地代や賃料が高い都市部ほど、自費治療の価格も高くなるでしょう。

また歯科医院によって導入している機器や材料、歯科医師の持つスキルも異なるため、同じ治療でも精度に差が生じることがあります。したがって自費治療を受ける際は、受診する歯科医院を慎重に選ぶことも大切です。

 

「治療費」を優先するなら保険治療、「治療効果」を優先するなら自費治療

以上のように保険治療、自費治療にはそれぞれにメリットとデメリットがあり、また患者様の状態によっても向き、不向きな治療があります。どちらの治療を選択すべきか迷う場合は担当する歯科医師によく相談の上、今のご自身に最適な治療法を選ぶことをおすすめします。

ただ1つ言えるとすると、費用面や治療期間にある程度余裕があるのであれば、自費治療を選ぶ方が将来的なメリットは大きくなります。最初にかかる費用こそ高額な自費治療ですが、他の歯に負担の少ない治療や、耐久性に優れた品質の良い材料は、長い目でみると結果的に治療費の削減につながることも少なくありません。治療法を選ぶ場合は目先のことだけでなく、長いスパンで考えた治療効果についても考慮することが大切でしょう。

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