歯科医師 佐藤秀雄】歯を白く、美しく保つために──ホワイトニングの本当の話
「白い歯は最高の自己投資」
笑顔の第一印象を決めるのは、実は「歯の色」です。
近年、男女問わずホワイトニングの需要が高まり、「自然で清潔感のある白い歯」を求める方が増えています。しかし、実際の診療現場では、患者様から「白くならなかった」「しみて痛かった」「すぐ戻ってしまった」というお悩みを伺うことも少なくありません。
ホワイトニングの原理と選び方
ホワイトニングには、大きく分けて 「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」 の2種類があります。
- オフィスホワイトニング:歯科医院で高濃度の薬剤と光照射を使い、短時間で白さを実感できます。
- ホームホワイトニング:専用のマウスピースと低濃度薬剤を使い、自宅で少しずつ白くしていく方法です。
どちらも安全性が高い方法ですが、求める白さ・持続期間・生活習慣によって最適解は異なります。
例えば、結婚式や就職活動など「短期間で白くしたい方」にはオフィスホワイトニングが適しています。一方で、自然で透明感のある白さを長く維持したい方にはホームホワイトニングが効果的です。
実際の診療で感じた課題と改善策
当院での診療経験の中で、最も多かったトラブルは「知覚過敏の発生」と「仕上がりの不均一」でした。
原因の多くは、
- 薬剤の濃度が強すぎる
- 歯面清掃が不十分なまま施術している
- 薬剤が歯ぐきに触れて炎症を起こしている
など、施術前の準備不足や適応判断の甘さによるものです。
そこで当院では、
- 歯の表面と内部の状態(エナメル質の厚みや歯の乾燥度)を事前にチェック
- 個々の歯質に合わせて薬剤濃度をカスタマイズ
- 施術後の再石灰化ケアを徹底
これらのステップを踏むことで、しみるリスクをほぼゼロに抑えつつ、自然な白さを実現しています。
歯の白さを保つために大切なこと
ホワイトニングを受けた後も、色戻りを防ぐケアが欠かせません。
特に気をつけたいのは、以下の3つです。
- 着色食品(コーヒー・紅茶・赤ワインなど)を摂取した直後の歯磨き
- 研磨剤の強い歯磨き粉を避ける(エナメル質が傷つくため)
- 定期的なクリーニングと再ホワイトニング
当院では、施術後3〜6か月ごとのメンテナンスを推奨しています。
白さを維持するには「施術よりもその後のケア」が重要なのです。
私が考える“理想のホワイトニング”とは
私が目指すのは、**「歯だけが不自然に白い」ではなく、「その人の表情に調和した白さ」**です。
患者様一人ひとりの肌の色、唇のトーン、歯の形までも考慮し、笑顔が最も美しく見える色調を提案しています。
ホワイトニングは単なる美容行為ではなく、自信を取り戻す医療の一環だと考えています。
私たちにしかできない“安心のホワイトニング”
ヒデ歯科クリニックでは、北関東最大規模の総合歯科として、ホワイトニングだけでなく虫歯治療や歯周病予防、矯正など、口全体を見据えたトータルケアを行っています。
ホワイトニング後の色戻りや歯質変化にも迅速に対応できるのは、総合歯科だからこそ可能な強みです。
▷ 詳しくはこちら:ヒデ歯科クリニック公式サイト
また、実際の症例写真やビフォーアフターは Instagram(@hide_dc) にて随時更新しています。
「自分に合った白さ」を探している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
ホワイトニングは「白くすること」ではなく、「自分らしい笑顔を取り戻すこと」。
私たちは、痛みが少なく、安全で、長く続く美しさを提供するために、日々診療をアップデートしています。
歯の色でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯科医師 佐藤 秀雄
ヒデ歯科クリニック 院長
埼玉県熊谷市石原1023-5
https://hide-dc.net/